フリーランスで「うまくいく時・いかない時」の特徴は大体決まっている
フリーランスとしてやるべきことはたくさんあります。
- スキルを高めたい!
- 日々の生活を効率化したい!
と思っていても、なんなら具体的に目標を定めているはずなのに結局うまくいかなかった。
そんな時は、
- できた要因
- できなかった要因
を定期的に振り返り、つきとめるべきです。
- なぜうまくいったのか?
- なぜうまくいかなかったのか?
フリーランスで働いている人にありがちな要因について、それぞれお伝えしていきます。
フリーランスの仕事が「うまくいかない時」の8つの要因
フリーランスでうまくいかない人の主な要因はほとんどが次の7つです。
できなかった要因①モチベーションが継続できなかった!
フリーランスだと仕事の強制力と言えば「締切」と「信用の繋ぎ合わせ」だけです。よほど生活が掛かっている人以外は、何事も継続しにくいのは至極当然ではあります。
人間は放っておくと怠惰になりやすい。いわゆる慣性の法則という、人間にとって自然の法則/心理が作動してしまうから諦めてしまうのです。
大体の人はそういう習性を持っているわけです。
- 物事が継続できない
- モチベーションが上がらない
- やりたくない気持ちがどこかで働いてしまう
だからこそ、うまく継続できる仕組みを作るしかありません。
できなかった要因②作業の効率化できていなかった!
作業効率の基本はこちらです。
- バッチ処理で行うこと(同じ工程の作業はまとめてやってしまう)
- スピードアップの小さな工夫を重ねること(1秒の短縮の積み重ね)
- 定量化すること(数字で作業数を決めておく)
- 即断即決力(仕事の受注/精度/掛ける時間などの限界点を決めておく)
- 因数分解(スピードが落ちてしまう場合は小さく切り分けて行う)
やる気が湧いた時にここぞとばかりに仕事を回すのが向いているタイプの方もいると思いますが、いざというときに裏目に出ないためには効率化への工夫を試行錯誤しながらやっていく方が精神も安定します。
できなかった要因③眠気に負けてしまった!
特に食べ過ぎなどの血糖値の上がる食事をすると、いくらやる気があっても実行しようとする頃には眠くなってしまいます。こればっかりは逆らえないものなので、その状況に応じた対策が必要となります。
- 眠気対策(多食・糖質を控える、血糖値管理、カフェインやドリンクの活用、横にならない)
- 時間帯を入れ替えてみる(単純な作業を眠くなる時間帯に持ってくるなど)
などの工夫が必要です。
できなかった要因④成果の出ない方法にしがみついていた!
固定の案件を抱えている、などの特殊な場合を除いて「これをしたら絶対に成果がでる!」と言うのは決まっているわけではありません。フリーランスだと特に収益を安定化させるコントロールは簡単ではありません。
- 期間を決める
- 成果の芽が出なかったら他の方法を実行する
成果が出るか出ないかは、
- 行動量
- 時機があっているかどうか
- 業界内での知名度
- 方向性
たくさんの方法があるからこそ、うまくいかない要因を突き止めることが先決です。気に病むより前に次の作戦の行動を起こすことで少しでも先んじることができます。
できなかった要因⑤ネットサーフィンに逃げてしまった!
ウェブ系の目標かかわらずよくありがちなのがこれです。ネットの中毒性から、
- いつのまにか気になるニュースからの動画を見てしまっていた!
- 気がついたら寝る時間になっていた!
なんてパターンです。そうならないために、「なんらかの工夫」が必要です。具体的には、ネットを開かずにできることを先に済ませることがおすすめです。ネット中毒ではない人でもいつの間にか本題から離れてしまっているくらいの中毒性があるインターネットです。
- 付箋紙をPCに貼る(今行っている作業などを書く)
- 作業時間の計測(緊張感と意識化)
- 音源を聴きながら作業する(向き不向きあり)
- 時間を切り詰めた中でやってしまう(焦りの効果)
このような対策の中で、しっくりくる方法をやりながら見つけることです。
できなかった要因⑥体や精神面のコンディションが良くなかった!
何よりも普段のコンディションが良くないと時間も効率も無駄にしてしまいます。体調不良の中、フリーランスで頑張る方もおられると思いますが、できるだけ自己ベストに近い健康管理もある程度必要です。
- どのような時に体調がいいのか
- 仕事と精神面の落ち込みは切り離せないのか
- 効率よく仕事できるために行うべき体調管理はどのようなことなのか
日々、実践できることをやりながら分析してみるといいと思います。
できなかった要因⑦優先順位を履き違えていた!
優先順位の基準はその時の状況によると思います。
- 緊急度が高い作業
- 気軽に取り組める仕事
- 一番成果につながるもの
大事なのは、「限られた時間の中で、成果の出やすい(と思われる)2割のタスクをサッサと終わらせてしまう」事です。もし、現状うまく言ってないなと思ったら、思い切って優先順位を入れ変えてみて下さい。
意外とうまくいったなんてことも珍しくはありません。
できなかった要因⑧忘れていた!
そもそも論ですが、あまりに忙しいなどの理由で仕事の管理ができていない場合に起こります。忘れないためには頭の中で記憶しておくだけでは不十分です。
- メモに張り出しておく
- 手帳に書き込んでおく
- リマインダーに入れてお知らせ機能をつける
- アラームで締切を促す
といった工夫はいくらでもできます。もしもこの方法でも忘れてしまうよという方は、他力を使うと良いです。フリーランスで働いている人が集まるコミュニティや報告し合うグループ、家族などを頼ってもいいでしょう。
頑張っても忘れてしまうことは本当にあります。特に忘れっぽい特性の人もおられるでしょう。そんな時こそ他力です。
計画を無事遂行できた!フリーランスが「うまくいった要因」6つ

うまくいかなかった要因に気が向きがちですが、実はうまくいった時ほど「うまくいった要因」を知るべきです。
なぜなら、内容は違えど次も同じパターンで動けば勝てる確率が高いからです。
うまくいった要因①インプットをしてその場でアウトプットする流れができていたから
目の前に手のつけられる作業があれば、なるべくその場でスピード感を持って処理してしまう勢いが必要です。
1日はすぐ終わってしまいます。だからこそ簡単なタスクはささっとその場で終わらせる工夫が必要です。
だからこそ、スピード感を持って行えば、「いつの間にか仕事が終わっていた!」という夢のような爽快感があります。一度経験してしまえばキット癖になりますよ。
うまくいった要因②あらかじめ前倒しで仕込みをしていた!
目標は早く達成してしまいたいものです。だからこそ、気がついたときに前もって次の準備をしておく。
簡単なことから
- 寝る前に明日の作業のセッティングをしておく
- 明日着るものから起きてすぐ使うものを枕元や洗面所・車などにセットしておく
- 二度手間になりそうなことはあらかじめテンプレ化しておく
など、「どうせいつかは絶対にやらなければならないこと」に対しては、すぐに着手してしまうと一番楽なのです。
コツとしては「めんどくさい」などの余計な解釈や感情を入れずに、淡々とこなすだけの流れ作業のように先回りをして準備をするだけです。すぐに着手してしまった方が楽なのです。
そこに余計な感情を入れずに、淡々とこなすだけの流れ作業のように扱うだけです。いかに「後で楽をするか?」にフォーカスすべきです。
うまくいった要因③前もってやるべきことを把握できていた!
目標達成しようとすると行動が伴います。でも目に見えるようにしておかないと些細なことが引き金になり、本質を忘れてしまう人がほとんどです。
だからこそ全体を把握しておく必要があります。やるべきことの把握をしておくと、その時に迷いがなく秒で手をつける事ができます。取り掛かる前に、全体をイメージしておくとどこに力を入れるべきなのか把握しながら正しく行うことができます。
うまくいった要因④資金を投下できた!
やはり投資額を上げると時短にも効率化にもなり、成果も早く出やすくなります。
うまくいった要因⑤数を意識した!
いわゆる、「定量化」です。目標を数字ではかると、あとは数稽古なのでサクサク仕事が進みやすくなり、難しく考えることがなくなります。あまり余計なことを考えなくて良くなると集中力も爆発的に上がります。
うまくいった要因⑥インパクトのあることを優先した!
やはり劇的に何かを変えようと思ったら、思い切った行動が必要です。
清水の舞台から飛び降りるくらいでないとエキサイティングな変化はなかなか味わえません。「じゃあ何をすればいいの?」ってなりますが、
- 仕事内容の中から優先順位を決めるときに、「達成できたら劇的に成果に結びつくであろう項目」を最優先にすること
- 成果をもたらしてくれる2割のことに集中すること
- ありえないくらいの高い目標を掲げ、それをもとに逆算して計画を立て実行する
高い目標に対して、「無理」「現実問題…」と言い訳する前に、達成するまでにどのぐらいの時間と作業量が必要なのかを炙り出してみると、良い意味で限界突破につながる追い込みにもつながります。
「意外とできた!」「やっぱりできなかった…」どちらにせよ、一つの検証結果です。
まとめ
要するに、フリーランスの仕事はその都度正解が違います。うまくいったか、いかなかったか。それは方法論を実行で検証していくことです。できた時もできなかった場合も、「なぜ?」「なぜ?」「だからなぜ?」と問い、繰り返し掘り下げていくと必ず要因が見つかります。
それだけで、次につながる作戦や方法が探せますし、得られるメリットは絶大です。
できた要因、できなかった要因の両方が「じゃあ次からどうしていくべきか?」の判断に使えることがお分かりいただけたと思います。できることから実践していきましょう!
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