この記事は、フリーランス辞めようか、と迷っているが本当は心残りがあるよという方向けの内容となっています。

①フリーランス人口の飽和

フリーランスというブームのピークは2017年ごろで、副業も当たり前となった2020年の今は、業種によっては飽和状態ではないかといわれる。

目には見えないから、統計上でしか予測はできないが、クラウドファンディングのサイトやココナラなどのスキル出品サービスを利用している私の体感では、一つの案件がかなり安く買いたたかれているような印象を受ける。

人口飽和のフリーランス戦国時代にどう立ち向かうのか?

でもそれは、まだファンやコネをゲットしていない段階の、後々仕事につながるための評価稼ぎ系戦略だったりする。

確かにライバルは多いが、数うちゃ当たる。数うちゃ仕事をゲットしていくアイデアが浮かんでくるものです。
ただ、もっと大事なことがあります。

それは、
・参入障壁の高い業種やスキルを目指していくこと。
・需要のある業種でニッチな業種を目指していくこと。

改善点として、
要するにあなたにしかできない業務やサービスを構築していくことを考えるべきです。でなければ、業種だと本当に本当にライバルに埋もれていく。

収入を安定させながら難しいと思うかもしれませんが、収入をキープしつつ、これから伸びそうだと思うスキルに、少しづつでも種まきをしておくことが大事です。

具体的な正解はありませんが、YouTubeや商材、デジタル作品などを構築しておく、snsで集客をして信頼残高を稼いでおく、などです。つまり、「次の一手」を常に考えておくことです。

②メンタルが弱い

メンタルが弱っていると、強気で安値で業務を頼まれても断り切れなかったり、値段交渉もなんとなく遠慮してしまったり。雇われ脳と何ら変わらない流されているだけの状態になりかねません。

フリーランスができるメンタル強化法とは

確かに、生活がかかっているくらい気迫のあるフリーランスは間違いなく強気です。根拠がなくても、強気です。しかし、こちらも強気になる必要はありません。合わせるべきは、対応するときのテンポやペースです。速足のひとには速足で歩いてあげる感覚です。

そして、自分の中に確固たる強みを、どんな小さなことでもよいので作っておくことです。もともと備わっている独自性や特徴でも強みになりえます。

私はメンタルが強くはないですが、かなり鈍いところが強みになっています。また、「いやなことはしない」と決めてあります。そういう人もいるのです。

③孤独に耐えきれない

フリーランスは仲間と共有しにくい形態です。声も出さないで一日が終わった日がある人さえめづらしくありません。

私はモチベーションを上げるために、業務報告をするコミュニティに入っていますが、これもチャットやスタンプで完了します。人と関わりたくないひとに向いているフリーランスですが、そういった日々が続くと、否が応でも孤独にさいなまれる時があります。

フリーランスのさみしさの乗り越え方、ってあるのだろうか?

さみしさを乗り越えようとするならば、家族や友人関係とネット上での遊び(オンラインゲームなど)で埋めるしかありません。が、そういう問題ではありませんよね。

同じような仕事のハナシができる人がいないのがさみしい。というのが大きいと思います。同僚もいないので仕事の詳しい内容を話せる人がいない。上司がいないので業務上の相談ができない。

フリーランスの場合は、自分で探していくしかないんですよね。今の時代ネット上で相手を探せます。上司の代わりに同じ業界で自分よりも業績の出ていると思われる人に絡んでいく。同業種異業種かかわらず、フリーランサーとしてsnsなどで発信している人に、コメントなどからでも絡んでいく。

仕事版出会い系という感じですね。フリーランスではないのですが、私の友人でさみしありやな独り者の方の行動が昔から面白いのでご紹介します。

彼は自分がさみしいから、という理由だけで、とりあえず思いついた人に相談を持ち掛けたり、遊びに行こうと誘うんです。さみしいからには、車で少し遠くへも送迎して食事のおごり付きでも何とも思わないぐらいです。

「家族とボーリング行くから」と、断られても、「じゃあじぶんも行っていいですか?」と、ファミリー₊友人の組み合わせで遊んだらしいのです。

そのかわり、気遣いが達人級で、恩着せがましくもなく遊ぶ時も相手を優先してくれ、後日のお礼やフォローも忘れない。さみしくならないためだけにそれをやっている。すごくないですか?

こんな彼なので、人の懐に入るのがうまく上司にもかわいがられています。

何が言いたいのかというと、孤独は蓄積していくものなので、普段は「人にかかわらなくってラッキー!」と思っていても、本当に孤独になってしまわないために種まきぐらいはしておこうよ、という話です。

それに、snsなどで人の役に立つことを発信していると、自然と人が寄ってきます。向こうから来てくれるのを期待してはいけませんが、人の存在を感じられるようになります。

最近見かけたのでは、ラインのコミュニティで、オフ会やりたがりな管理人のいる部屋もあります。いろんな媒体のコミュニティに飛び込んでみて、目的やタイミング、ペースの合うグループを見つけていくことです。

また、リアルのつながりが欲しいよという方についてですが、ジモティで不用品や仲間募集などの取引を通じて、直接会って話をすることができます。ほかにも、スポーツジム、美容室、カウンターのある飲食店で、雑談できそうなスタッフさんと会話するでもよいと思います。

孤独感の埋め方は、フリーランスの場合、何かの団体に属することへの欠乏感を埋めるのが特に重要です。コミュニティを掛け持ちして、マズローの欲求を補いましょう。万が一人間関係がめんどくさくなったら、離れればいいだけです。

結構ころがっていると思いませんか?自分から自由に探せる時代です。

最後に
ほかにもフリーランスを辞めようと思う要素はあると思います。
収入に直接直結することいがいも、何もかも自分でやらなくてはいけないのは疲労困憊します。

毎月収入が安定しているわけではないですし。

じぶんの働き方は、何に重きを置いていたのか?わざわざ立ち向かうのではなく、客観的な要素を踏まえて、自己受容をし、良い決断ができることが一番です。