不採用になって落ち込むのはフリーランスでだけではありません。しかし不採用が度重なると、このまま生活が成り立っていくのだろうか、、と不安になります。


不採用が重なった時こそ、軌道修正するチャンスです。失敗を生かしてやり方を変えれば今からでも採用率を上げることができるでしょう。


特に駆け出しのフリーランスだと案件にたくさん応募してるのに不採用になることです。気が滅入ってしまう、第一の壁に悩まされるのはフリーランスあるあるですので、自分はダメなんじゃないか?と悲観する事はないので大丈夫です。

なぜかというと、採用になったのは応募した企業と自分の相性が悪かっただけのことです。あなたの決して人柄や能力に問題があるわけではないです。



こんな時にはむしろ、

「なぜ不採用だったのか?」「選ばれた人との違いは?」「条件やタイミングの問題だったのかも。」

どれが正解なのかは分からないことは嘘でも割り切ることが望ましいです。自分を見直すチャンスだと捉えることができるかどうかです。

不採用が重なりがちな人に共通する4つの特徴

ぶっちゃけ、タイミングです。

企業側には何かしらの理由があって採用を決めます。自分に問題がなかったか振り返る事は重要になってきます。

もしかしたら当てはまるかも?とまず確認してみましょう。

自己分析が不十分である

自己分析とは、自分には何が提供できるかを提示できるためにリソースの掘り下げを自ら行うことです。これができていないと、企業側から見て、この人の特性は何なのか?どういった案件なら得意なのか?といった強みや魅力を知ることができません。

また、自分のよく知らなければ提案の説明に説得力がないし、企業側は採用するメリットを感じられにくいでしょう。

その説明に説得力がなければ企業側は採用するメリットを感じられにくいのです。

人間味のないテンプレ応募文を使っている

よくありがちなのが、テンプレートの定型文のみで応募しているパターンです。採用側から見ると人間味が全く感じられなく、応募者はITばかりだと思わせてしまいます。

確かに仕事内容には人間味はあまり関係ないですが、人の気持ちに寄り添うような一言等あれば、信頼感を与えたりと印象が違ってくるはずです。

私の経験ではありますが、案件を募集する機会があったのでシェアします。

トータルで応募が数十名ほどの集まって、さまざまな提案文が届いたわけですが、ある特徴に気がついたのです。

皆さん、経歴とやる気をものすごくキメキメ!のピカピカ!な文章をテンプレして送ってきてるんですよ。

それこそ事務的で個性のないというか。中には、今回の案件触れていないばかりか、「人間味のないテンプレ文」の応募がほとんどでした。

確かに、仕事を頼みたいのだから仕事さえしてもらえればよいのですが、実際にこのような方と契約をすると

レスポンスが遅かったり、途中で辞退される率がとても高かったです。

応募を受ける側も人間なので、やはりこちらに寄り添うような内容が一文でも欲しいな…と思いました。

たとえ駆け引きであっても他の応募者と差をつけるならば、情緒的な部分もチラ見せすべきです。

軸のある案件希望を行っていない

「今自分がどういった仕事を専門としている。」と言う軸がないと、自分に合わない案件ばかりを受け、不採用になる傾向があります。

現時点でやりたいことがわからない人ほど、「何でもやります!」「頑張ります!」と意気込んだアピールで応募することが多いです。

しかし、とりあえず手当たり次第応募しているのが採用者には分かってしまっています。実際に、このパターンで採用すると後から無責任に案件を投げ出してしまうフリーランスも多いようです。

不採用企業側のせいにする・自分責任論から逃げる


採用はされたのは確かにいろんな理由がありますが、不採用が繰り返し続くと何かしら採用にならない原因というのが存在します。

もしかしたら、毎回同じ理由で不採用になってしまっている可能性もあるので、フリーランスでやっていくからには何かしら自分にも原因があるんだと言うことを認めることが必要です。

もしかしたらプロフィールなどのアカウントの見せ方が好印象ではないのかもしれないし、応募文がありきたりで埋まってしまったのかも知れません。

案件の不採用が続いた時の自分に区切りをつける7つの対処方法

案件の採用が続いたとしても、捉え方や取り組み方を変えれば採用の確率が上がる可能性があります。下記で具体的な対処法を確認できます。

自己分析で自分の特性を理解する

自己分析とは、一つはポートフォリオやモチベーショングラフなどを書いて、過去を可視化することです。

もう一つは、自分の経験やリソース、他にはない付加価値をみつけることです。

これは頭の中で考えるよりも、紙に書き出したりマインドマップ・ブレインダンプなどの自分の深掘りするなどを暇な時に利用してみると、思わぬ自分の得意分野が発見できます。

以外と、自分の特性や才能を深掘りしている人が少ないです。だからこそ、自己分析をして特性を前面に出していけば他とは差別化でき、不採用続きから脱却できる鍵となります。

応募する仕事を同ジャンルに絞ると効率よく臨める

もし、いろんな業種に応募しているがうまく行っていないのであればアプローチ方法を真逆にしてみるのも戦略の一つと言えます。業種を絞り、それに関連するつまり求められているとイメージできる企業を選びましょう。

できれば、やってみたい仕事ではなく、「できる仕事に応募」することです。黙々と集中するのが得意な人が営業職に応募しても内定を貰えないのと一緒です。

企業の社風や職種の適性を確認し自分に合っているか、しっかり見極めていく必要があります。

また、同ジャンルの案件に的を絞ると同じような内容の文章で応募しやすくなり、目指したい姿も今よりもはっきりしてくるでしょう。

テンプレ分の応募にの片隅にも人間味のある一言を入れる


企業への効果的な応募文に迷う人も多いと思います。たしかにネットでいろんな応募分が出ていますね。それを使うなとは言いません。


ただ、応募文のはじめと最後だけでもいいので、人間味のあるような一言を添えると、企業に与える印象は全く違ってきます。

応募先にはExcelで管理しバッチ処理で行う

案件をいちいち吟味して応募していたのでは、時間が経っていくばかりです。

そこで、やれる!と思った案件を一括でExcelで表にして、企業のID/応募内容/詳細/報酬/応募方法/追記などの項目を一覧表にしてデータ管理をしましょう。

可視化することで冷静になることもできるし、よほどこれぞといった案件がない限りはデータ化して一括で効率よく応募していくことも必要です。

そこに余計な感情は必要ありません。

定期的に応募を出ている企業や、対応の良かった企業には時々連絡する

定期的に応募を出している企業は多いです。たとえ不採用でもこちらへの対応が良かった企業や
定期的に別案件で応募を出している企業とは仲良くすると、ほかの応募者と差をつけることができます。

なぜなら、前回不採用になった理由が、タイミングが合わなくてマッチングしなかっただけ。であることは珍しくないからです。

それに、企業側の担当さんが信頼関係を大事にしている方であれば、次の案件に採用につながるきっかけとなり得るからです

企業には相談する感覚で応募する

目から鱗なのですが、ありがちな応募する際の緊迫感をあえてぶち壊して気さくな相談相手に語りかけるような感覚をもつことをおすすめします。

普通ならばただの業務委託なのですから、そこまでの人間的なやりとりは必要ないと判断が普通の感覚です。

しかし、採用側も人間ですし、今までの採用人材の相性などでの困りごともあったりと何かしらの背景を抱えている可能性もあります。
こちらから条件や相談問い合わせなどに気軽に働きかけることで以外と柔軟に対応してもらえる可能性も0ではありません。


採用される確率を少しでも上げたいならば、こういった他の人がしないようなアプローチや売り込みも必要です。

未練を断ち切るためにあえて返信する


案件が応募が不採用だった場合、特に企業に返信しなくても失礼だという心配もありません。
しかし、良い対応をしてもらったお礼が言いたい、どうしても採用されたかった案件だったために落胆している、などの理由があれば、返信して感謝の言葉で区切りをつけ、気持ちを切り替えが出来る可能性があります。

おわりに

応募も結果もある程度の「割り切り」と「マッチング」です。不採用の理由は、早い者勝ちだったかもしれないし、条件が合わなかっただけかもしれないです。中には、応募文に力の入っていない人を採用した方が最後まで責任を持ってくれると判断されている場合もあります。

時々応募スタイルを変えてみて、反応を見ながら「テンプレート化+人間味のある一言」を作成する、などの工夫をすると現状が変わりやすいはずです。