フリーランスにとっても、実績は必須!効率的にポートフォリオを作る!
フリーランスと、実績を外部にアピールするにはポートフォリオが必要です。これを元に、過去の実績や、この人は何ができる人なんだろう?というのがはっきりわかって契約がスムーズだからです。
また、ポートフォリオは真剣に作成するほど、自分自身を見つめ直すことができる有用なツールです。転職に役立つだけでなく、自分自身のスキルアップにも繋がります。自分のスキルや市場価値を客観的に把握することができます。そして、ポートフォリオを使って人脈を広げることもできます。例えば、自分のポートフォリオにSNSのリンクを張って、コメントを書き込めるようにするのも良いアイデアです。
今がチャンス!しっかりとポートフォリオを作成し、自分自身の成長に繋げましょう。あなたがデザイナーとして飛躍するための第一歩となるかもしれません。
ポートフォリオをささっと効率よく作るには、「前準備」と「ツール活用」があります。まずポートフォリオに入れる内容を、目的に沿った状態にしてまとめておきます。
ツールに手早くポートフォリオを入れ込むための前準備
ポートフォリオを作成する準備は以下の通りです。大枠で決定している内容があるところはざっくりで構いません。
目的を明確にする
最初に、ポートフォリオを作成する目的を明確にしましょう。ポートフォリオの目的によって、作成する内容やデザインが異なる場合があります。例えば、スキルが複数ある場合は、職務経歴書のように今までの実績をアピールする内容にしていきます。
コンテンツを決める
次に、「ポートフォリオに掲載するコンテンツ」を決めましょう。自分の得意分野や興味のある分野に関する作品やプロジェクトを掲載することが一般的です。また、自己紹介やスキルセットについても記載することができます。
デザインを決める
ポートフォリオのデザインを決めましょう。自分で作ったりプロにお願いすることもできます。あまり詳しくない人ほど、ツールを使って楽をするのをお勧めします。
デザインは、ポートフォリオの印象を大きく左右するため、こだわりを持って取り組むことが大切です。が、依頼者が見やすいデザインであればシンプルでも問題はありません。
コンテンツを整理する
一番大事な中身です。ポートフォリオに掲載するコンテンツを整理します。ツールの入力欄があれば内容をあらかじめ入れてコピペできます。
ブログにポートフォリオのページを作る場合は、コンテンツの配置や順序、ファイルサイズなどを調整して、見やすく分かりやすいポートフォリオを作成しましょう。
テストしてから公開する
あとは、きちんと表示されるか確認してから公開する準備を整えましょう。
以上が、ポートフォリオを作成する前準備になります。ポートフォリオは、「自分のスキルや実績をアピールする大切なツール」なので、特に誤字脱字がないように、丁寧に作成しましょう。
物理的なポートフォリオを作成=ポートフォリオ作成ツール
手作業よりも、テンプレを使うと今までの作品や紹介する実績の見せ方も装飾することができてかなり便利です。無料でもツールがたくさんあるので活用するのをお勧めします。
使いやすいという声が多い、簡単なポートフォリオ作成ツールを紹介しますので、参考にしてみてください。
1.MACH BOX(マッチボックス)
Matchbox.workは、クリエイターの仕事とプロジェクトをマッチングするフリーランスマーケットプレイスです。職務経歴書も作れますが、フリーランス向けにもポートフォリオを作れるツールがあります。(会員登録が必要)
2.Portfoliobox(ポートフォリオボックス)
Portfoliobox は、オンラインで自分のポートフォリオや自作のサイトデザインを作成でき、管理するためのプラットフォームです。デザイン性のあるポートフォリオが作れます。クリエイター向きで、素材がたくさんある、ワールドワイドなサイトです。(有料)
3.Adobe portfolio(Adobeポートフォリオ)
Adobe Portfolioは、Adobe Creative Cloudの一部で、プロのクオリティのポートフォリオを作成するためのウェブサイトビルダーです。その中でもポートフォリオはデバイスとも同期できて、端末最適化を自動的に行ってくれたり、同期も簡単です。
おわりに
ポートフォリオは、自分を知らない人が、あなたを知るために見るものです。発注者も人間なので、「これでOK」と思っても、人から見れば好印象を与えるとは限りません。
できれば、経験豊富な知人や先輩に見てもらって、率直な感想や意見をもらったり、ウェブ上でも参考になるポートフォリオの構成を真似てみたりと、「なるほど!」と思いながらも少しづつ修正を加えていけば良いです。
しかし、初めから力の入りすぎたポートフォリオを作らなくても良いです。大事なのはなるべく早く案件を取ることなので、そのために応募先に簡単でもスキルや実績が伝わりさえすれば、まずは良い。くらいのレベル感を持ちましょう。
そうすれば、相手に好印象を与えるポートフォリオになるはずです。